Keichitsu(Awakening of insects) with starting of snow melting and Corona infection
3月5日から19日まで、暦の上では立春、雨水に続いて3番目の春の節気、
啓蟄にはいった。そしてこの所、札幌でも雪ではなく生暖かい雨も降り、辺りの雪解けも急に進み始めている。
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啓蟄に
小鳥のさえずり繁くなり
雪解け喜ぶ吾と同じや
In the time of Keichitsu
We can hear twitter of little birds frequently
It's same as Me
Who is delighted by starting of snow melting
啓蟄は、暖かさに虫が驚いて眠りからさめてのこのこ起きて動き出す季節ということだが、我が家でもよく見ると、どこに隠れていたのかカメムシやアリンコが壁や窓ガラスに張りついているのが見つかって大騒ぎになる。
部屋に射し込む日差しが幾分春めいて明るくなってきた
The sunlight becomes springlike and lightening somewhat in the room
一方、人間の世界では、新コロナウイルスの感染が世界中に広がりもはやパンデミックの様相をしめしてきている。国内ばかりか多くの国際学会も中止や延期の知らせが届くようになった。静かに「看脚下」でそれぞれの場所におとなしくしているのが一番いいようだ。啓蟄の虫とは正反対に。
気になるのは、日本では感染の進んだ諸外国に比べると公表の感染者の数値が異常なほど低いことだ。多分実際の感染は発表の数十倍に広がっているだろうと一部で推測されている。いろんな思惑で広く検査をしないから値が低いのだろうと。
すでにいちいち何人と数えている段階ではなく、海外の専門家が言うように、もしかしたら世界人口の10%以上に時期をずらしながら感染が広がっていくぐらいに思っていないといけないのかもしれない。そうならばそれなりの対処の方法がありそうだが、このウイルスにただのインフルエンザと違う未知の部分があるため、いろいろな不安から過剰ともいうべき対応や人々のパニックを引き起こしているのが原状だ。「正しく恐れる」これが、なかなかむずかしいのだ。感染後の重傷化の恐れの高い高齢者はとにかく、うがい、手洗い、栄養、睡眠と気をつける以外になさそうだ。
せめて、ガーベラの花のようにいつも明るくいたいな
At least I have always to be cheerful like a flower of gerbera.
子年は、ネズミが騒ぎ立てるたいへんな年になると言われている、やはりこの1年じっと耐えていなくてはいけないのかもしれない。とにかくまずは生き延びる、そう覚悟を決めよう。